北海道産ささげ豆の美味しい食べ方①
今年自分で作ってみて、予想外に美味しかったささげ豆(私たちは『貝豆』という在来種を使っています)のおすすめの食べ方をご紹介します。

- 当農園のささげ豆について
- 旬の時期
- おすすめの食べ方①~油いため
- 当農園のささげ豆について
北海道で言うところの『ささげ豆』は平さやいんげんの一種であり、見た目はモロッコインゲンによく似ています。一般的に本州で『ささげ』と呼ばれている豆はもっと細長く、乾燥させた豆は小豆のような見た目です。本州のささげは『ササゲ属』であるのに対し、北海道でささげと呼ばれている豆は『インゲンマメ属』であり、全く別の種類の豆です。なぜ北海道ではササゲ属ではない豆をささげと呼ぶに至ったかはよくわからないようです・・・
当農園のささげ豆は北海道在来種の『貝豆』を使用、妻の実家で代々大切に種取りされてきたものになります。みずみずしく、ほのかな甘みもあり滑らかな歯ごたえ("キュキュッ"という嫌な(?)歯ごたえがありません)が特徴です。 - 旬の時期
北海道では、5月に種まきをして7月から9月ごろまで収穫します。蔓が2m以上伸びるので露地では支柱を立てて栽培します。18-20㎝強位が食べごろと言われており、大きくなりすぎると少し固くなります。 - おすすめの食べ方①~油いため
煮物、天ぷら、グリル等何でも美味しいささげ豆ですが、私が特に気に入っているのはシンプルな油いためです。
材料・・・ささげ豆(2人前、300g)、食用油(適量)、塩(適量)、水(100cc)のみ。
① フライパンに油を熱し、ささげ豆を投入。ささげ豆は頭の部分をあらかじめカットしておくと尚良いです。
② 3分ほど炒め、火が全体に回ったら塩をふりかける。この時、塩の量を少し多めにしてよく効かせることがポイントです。
③ フライパンの中に水を100ccほど注ぎ、蓋をしてさらに2-3分程蒸します。ささげがしんなりして、少し焦げ目がつくくらいが食べごろです!
胡椒、ニンニクや鷹の爪を加えたり、クミン等のスパイスと合わせてアレンジしても美味しいです。ビールのおつまみに最高!
